片頭痛
頭痛の一種である片頭痛は、1~数ヶ月に1~2回、片側あるいは両方のこめかみから、眼にかけての間が、「ズキンズキン」「ガンガン」と脈打つような強い痛みを伴う症状をいいます。
慢性頭痛全体の約4分の1を占めるといわれています。
普通にあるいていても、階段などの上り下りでも、また、運動をすることによっても、
症状が激しくなることもあり、頭痛前に目がチカチカするなどの症状が現れることもあります。
これを前兆といい、頭痛がおこる20分程前から、目の前に光るぎざぎざが現れ広がっていったり、見えるものが大きくゆがんだり、流れて見えたりします。

その痛みは、人によってさまざまですが、一度発作が起こると仕事や勉強、また、家事なども手につかなくなり、ひどい人は寝込んでしまうこともあります。また吐き気を伴い吐いてしまうこともあるようです。
その名前から片側だけが痛むから片頭痛と思いがちですが、そうではなく、両側から、また、症状のひどい人は、顔面片頭痛になることもあります。
片頭痛の痛みの発作は、2時間から3日にわたって続き、月に数回から、週に1~2回起こります。
偏頭痛とも書かれていますが、医学的には片頭痛と書きます。
この症状は女性に多く、親が片頭痛持ちだと、子供も片頭痛を起こしやすいと言われています。(家族暦)
また女性の場合、女性ホルモンが急激に減少する月経前・中は片頭痛発作が起きやすくなります。
片頭痛の特徴
・ 脈打つように「ズキンズキン」「ガンガン」と痛む。
・ 痛みは頭の片側のときが多いが、両側のときもある。
・ 強い痛みが数時間から3日程度続き、仕事や日常生活に支障をきたす。
・ 音や光に敏感になり、周りがうるさかったり、まぶしい場所に出ると、痛みがひどくなる。
・ 頭痛前にチカチカしたまぶしいギザギザの線が現れる。
・ 週末などストレスから解放されたときに痛むことが多い。
片頭痛は心身のストレスが大きく関係しているといわれています。
ストレスが神経伝達物質であるセロトニンの大量放出を促し、ストレスからの開放がセロトニンを減少させます。その時、血管が拡張され片頭痛発作を導くのです。
片頭痛の原因
片頭痛の原因は未だ解明されていませんが、有力な二つの説があります。

【三叉神経血管説】
脳神経の中で頭部、顔面、口、鼻、角膜などの感覚をつかさどる三叉神経が関与しているという説です。
何らかの誘因による刺激で三叉神経からCGRPなどの神経伝達物質が過剰に分泌されます。
CGRPは血管に働きかけ血管を拡張させます。これにより血管の透過性が亢進し、血管の周囲に炎症が起こります。これが三叉神経を経て脳に痛みとして伝達され、頭痛の発作が起こります。
【血管説】
頭蓋骨内外の血管が異常に拡張することによって頭痛が起こると考える説です。
何らかの誘因によって血中の血小板からセロトニンという物質が過剰に放出されます。このセロトニンにより血管の収縮が起こります。
この際、脳の血流が低下してしまい「閃輝暗点」といった頭痛の前兆が起こることがあります。
その後、同じく血液中にあるMAOという物質によりセロトニンが代謝され、頭蓋骨内外の血管が今度は異常に拡張します。これによって血管の透過性が亢進し炎症物質が産生され血管壁が炎症や浮腫を起こします。これが痛みとして伝達されて頭痛の発作が起こります。
また、セロトニンはストレスによって大量に放出されるといわれています。
ストレスによってセロトニンが大量放出された後、ストレスから開放された時にはそのセロトニンが代謝され尿中に排泄されるため減少。それにより過度の血管拡張を引き起こします。
その血管拡張が片頭痛を起こす誘因となるのです。
仕事から解放される週末に片頭痛が起こりやすいのはこのためです。週末頭痛といわれています。
また、光や音・においが片頭痛の誘因となることもあります。
光過敏
音過敏
におい過敏
管理人の私の経験で恐縮ですが、匂いに非常に過敏です。
菊菜の匂いが駄目です。鍋物に入れると美味しいらしいのですが、パーッと拡がるあの匂いを嗅ぐと一瞬で寝込みます。ギンギンガンガンが始まります。辛いです。
てっちりのポン酢も駄目です。涙が出てきて、その後ギンギンガンガンです。
あと、レモンです。レモンスカッシュを昔始めて飲んだ時、頭抱えました。
その他には、
寝不足や、その逆の寝過ぎ、空腹なども誘因として挙げられています。
寝不足は分かりますけど、寝過ぎも駄目なんですね。

片頭痛の特徴
片頭痛の特徴
・ 脈打つように「ズキンズキン」「ガンガン」と痛む。
・ 痛みは頭の片側のときが多いが、両側のときもある。
・ 強い痛みが数時間から3日程度続き、仕事や日常生活に支障をきたす。
・ 音や光に敏感になり、周りがうるさかったり、まぶしい場所に出ると、痛みがひどくなる。
・ 頭痛前にチカチカしたまぶしいギザギザの線が現れる。
頭痛の前に、一部視野が欠けたり、チカチカしたまぶしいギザギザの光の線が見えることがあります。
この症状を前兆といいます。
また、前兆あるいは片頭痛発作が始まる数時間前から1~2日前には予兆という症状が現れることもあります。
その症状は、精神的に落ち込んでしまったり、イライラして怒りっぽくなったりという情緒不安定状態、また、妙に生あくびが出たりします。
・ 週末などストレスから解放されたときに痛むことが多い。
片頭痛はストレスと密接な関係があります。
それは血液セロトニンという神経伝達物質lストレスを感じている時に緊張していた脳の血管が、ストレスから開放された途端拡張するため片頭痛を起こします。週末がストレスから開放されホッとするじきですね。これを週末頭痛とも呼びます。
そして、
心身のストレスがセロトニン大量放出の最大の原因といわれています。
片頭痛では、頭痛が起こる前に「予兆」と呼ばれる症状があります。「予兆」は、前兆の前あるいは片頭痛発作の始まる数時間から1~2日前にみられます。具体的な症状としては、精神的に落ち込む(うつ状態)、イライラする、怒りっぽくなる、情緒不安定になる、気分がすぐれない、あくび、空腹感などです。
また、頭痛の前に、視野の欠損(半盲)や、ギザギザした光が見える症状(閃輝暗点)が起こります。これらの症状は「前兆」と呼ばれます。前兆は片頭痛に特徴的な症状です。
前兆は通常、頭痛が始まる前に消失します。前兆として最も多い症状は閃輝暗点と呼ばれる視野の異常であり、視野のなかの小さな欠損部が徐々に拡大し、その辺縁はジグザクに輝き、内側に視野の欠損部が残るのがこの症状の特徴です。
片頭痛とストレスの関係
片頭痛を治療するためには、頭痛外来など専門医に診てもらうことが大事です。
トリプタン等の治療薬も処方箋がなければ手に入りません。
そして、もうひとつ大事な事は、片頭痛とストレスの関係です。
以下は東邦大学医療センターHPからの引用ですが、ストレスとの深い関係があるにもかかわらず、まだまだその治療法は模索中のようです。
ただ、ストレスを溜め込まないということが片頭痛から開放されるための鍵を担っていることだけは理解できます。
片頭痛は月に数日の頭痛発作を繰り返す病気で、ストレスと深い関係があります。外国の研究では、ストレス対策としてリラクセーション(リラックス感を体得すること)やバイオフィードバック療法(体温、血圧、筋電図など通常は自覚できない身体の変化を装置で測定し、その変化を当人に伝える方法)といったお薬を用いない治療も高い効果を示すことが報告されています。 東邦大学医療センター大森病院 心療内科 |
この病院では、心療内科で頭痛を診てくれるのですが、ストレス=心とみなせば、心療内科での受診で新たな道が開けることもあるのではないでしょうか?
あらゆる治療の可能性に向けて、片頭痛からの開放を考えてみていただけたらと思います。
