子どもの片頭痛

頭痛は大人だけの病気ではありません。

子どもにも頭痛はあります。特に片頭痛はよくある症状で、大人と比べても実に多彩な症状が見られます。

大人は言葉で頭が痛いことを伝える事が出来ますが、子どもは頭が痛くても、それをうまく伝えることが出来ません。

本当は、片頭痛は子どもに多い頭痛なのです。


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年齢的には、早い場合、幼稚園くらいから頭痛を起こしてしまいます。

詳しくは、子どもの片頭痛の特徴に書きました。


概要は、

・片頭痛はいきなり始まります。
そして、早い場合は1~2時間休養するとケロッと治ってしまうことが多いです。

・嘔吐や下痢などの症状が顕著です。
片頭痛はそれほどでもなく、お腹を痛がったり、嘔吐を繰り返すだけの場合もあります。

国際頭痛診断基準では、子どもの片頭痛の特徴に*自家中毒をあげています。

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*自家中毒とは?
特に悪いものを食べておこる中毒ではなく、自らの生成した有毒な物質によって引き起こされる中毒症状で嘔吐下痢などが続く状態をいう。小さい子供が起こすものについては、「周期性嘔吐症」あるいは「アセトン血性嘔吐症」ともいう。


めまい立ちくらみを起こしやすい。
低血圧気味のことが多いために、朝礼などで立ちくらみやめまいを起こしたりしやすい。
また、問題点のところにも書きましたが、起立性調節障害(OD)とも深く係わっていると思われます。


子どもの片頭痛の特徴

子供の片頭痛は大人とは違った次に挙げる4つの特徴があります。

★ いきなり始まる。

★ 持続時間が比較的短い。

★ 嘔吐や下痢症状がひどい。(自家中毒)

★ 緊張型頭痛との区別がつきにくい


★いきなり始まります

子供が片頭痛になる時は突然です。

ついさっきまで元気に遊んでいた子供が、急に頭が痛いと訴えて元気がなくなった・・と思ったら、しばらくして急に元気になることが多いです。

片頭痛の発作で頭が痛い

大人の頭痛の場合は少なくとも2~3時間は発作が続くので、本当は病気ではなかったのでは?と周りの大人は疑ってしまうこともありそうです。

何故疑うかというと、子どもの片頭痛の症状は大人と比べて、
発作の時間が比較的短いためすぐにケロッと治ってしまうこともよくあるためですね。


片頭痛ケロッと治る


★自家中毒(周期性嘔吐症)

嘔吐や下痢などの症状が顕著です。
片頭痛はそれほどでもなく、お腹を痛がったり、嘔吐を繰り返すだけの場合もあります。

頭痛ではなく、「おなかが痛い」と訴えることがあります。
自家中毒


子供の片頭痛は腹部症状を伴うことが多いようです。

片頭痛の原因として、血液から放出される神経伝達物質のセロトニンとの関係が挙げられていますが、
子供の脳は未発達なため、痛みが生じにくく、小腸などにも存在するそのセロトニンによって、お腹の痛みだけが強く出てしまうためです。

嘔吐や下痢だけで頭痛のない片頭痛もあるのです。

これを自家中毒といいます。


乗り物酔いや、めまい立ちくらみなどの症状もよくある症状です。

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「頭が痛くないのに片頭痛!」不思議な感じがしますが、
子どもの片頭痛の症状として、これも、国際頭痛診断基準に記されています。


★学校がある日にかぎって発症

片頭痛はストレスと関連して発症しますが、子どもにとって学校がストレスになっていることが多いようです。ですから、学校から開放される土曜日曜などは比較的元気です。

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学校に行く月曜日から金曜日に片頭痛になりやすいため、本当に頭が痛いのに、親や、学校の先生に理解してもらえず、怠けているとか、勉強するのが嫌なんじゃないかと疑われてしまうこともあるようです。


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片頭痛は大人でも、起きていられないくらいの痛みを伴います。

大人なら、薬を飲んだり、病院へ行ったりして自身で管理できますが、まだコミュニケーションがうまく伝えられない子どもは、頼れるのは身近な大人しかいません。

片頭痛のときに運動などとてもできません。脳の血管が急に膨張されそれこそガンガン、ギンギンと耐えられない程の痛みを伴います

体育の授業では、そんな生徒がいるかもしれないことを、先生全員が知っていて欲しいものです。


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子供が一番先に訴えるのは、身近にいる両親か先生です。
その両親や学校の先生、保健室の先生の認識がまだまだ不足しているというのが現状のようです。

片頭痛は、治療が必要な病気です。

早期に発見して、早期に治療しておかないと、
こじれた頭痛もちとなり、心理的にも悪影響を及ぼします。


ここでは中学生以降の頭痛のページにその問題点を書いています。



★ズキンズキンがはっきりしない

大人の片頭痛は、ズキンズキンと拍動性の痛みが顕著ですが、子どもの片頭痛は、頭全体が痛くなる子どもも多いようです。緊張型頭痛の症状との差が区別しにくいのです。

子供は痛いのは訴えても、どういう痛みなのかを説明する言葉が分からないのかもしれません。
大人はそういうことを踏まえて、状況を把握しなければなりません。
ここは、特にお医者様にお願いしたいところです。


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子供は、言葉で上手く伝えることができないために、片頭痛にもかかわらず、
緊張型頭痛と診断され不適切な治療を受けて症状を悪化させてしまうこともあるようです。


片頭痛と緊張型頭痛では、その治療方法も全く異なります。


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